「私・・・、私も・・・、ずっとリョーマくんが好きだった。」










ついに言ってしまった想い。





でも、私たちはここから始まるんじゃない。









ここで終わるんだ・・・。















散りゆく季節 11














想いを告げることができたという安堵感と、
これで終わりなんだというヒリヒリした胸の痛み。




後悔はないけど、でもやっぱり辛くて、
私の瞳には涙が浮かんでいた。




「なんで泣くの?」
「ごめん。」
「泣くなよ。」



リョーマくんの唇が私の瞼に落ちてくる。



「リョ、リョーマくん。やだ、やめて・・・。」



がっちりと抱きしめられた腕の中で、私はもがいていた。




「やだよ。やっと掴まえたんだから。」
「リョーマくん!これ以上はだめ!!」
「やだ。俺、遠慮するつもりないから。」




私の体をまさぐる彼の手が熱い。
彼に触れられたところがすぐさま熱をもっていく。



「やっ。やぁ・・・。」




触れて欲しいのに、これ以上触れられたら
自分が崩れていきそうで怖かった。



リョーマくんの腕に翻弄されながら、
私は彼の手に身を任せるしかなかった。























「もう、こんな時間・・・。」


リョーマくんが帰り、一人になった自分の部屋で、
私はさっきからぼーっとしてる。







ついに超えてしまった一線。






後悔はないけど、これからのことを考えると憂鬱になる。



リョーマくん、ごめんね。






キミの事、大事に想ってるからこその選択だから・・・。





私のこと許して・・・。



お願い・・・。













・・・ next? ・・・










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                    あとがき


    ヒロインちゃん、ついにリョマに想いを伝えました。
    "好き"だけじゃどうにもならない辛さ・・・。
    一線を越えてしまった様子の二人ですが、裏ページではないので、
    詳しい描写は避けました。

         最後まで読んでいただきありがとうございました。

    2007/7/1  さえ


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